家売却 高く売る声

実家を建て替えする際に、大量の不用品を整理しました。中でも一番大変だったのが、小学生時代に私と兄が購入した漫画のコレクションではないでしょうか。色あせてしまい、とてもじゃないですが古本屋に引き取ってもらうことも出来ない代物です。今世間で名前の取られている大手、古本屋さんでは滅多に見かけない貴重価値のある古本より、キレイな古本を高値で買取してくれるということになっているんだとか。そうなると実家に大量にあった古本たちは、ほとんど価値のないものですから資源ごみとして捨てるのが一番というわけです。しかし捨てるのがもったいない、というものもあって、未だに持ち続けている漫画があります。それは「アタックナンバー1」。1巻から4巻までしか残念ながら所持していないのですが、本屋さんのカバーがしている表紙はまだキレイだと思いますが、内部は当然のように色あせていて時代を感じられる1冊となっています。以前、仕事関係の知り合いが私の持っている「アタックナンバー1」を見て「これはあまり世間ではもうないみたいで、古本屋では高値で買取してくれると思う」と教えてくれたことがありました。とはいえ、確かに嬉しい話ではありますが貴重な思い出の漫画を、いくら高値だからとは言え売ることは出来ませんでした。もしかしたら、私の持ち物の中で一番の「お宝」なのかもしれません。今では全然ページを開くことさえなくなりましたが、取りあえずしばらくと自宅で大切に保管したいと思います。